大阪府松原市｜枯れたハナミズキを管理しやすい常緑ヤマボウシに植え替え

大阪府松原市にて、枯れてしまったハナミズキを撤去し、比較的管理のしやすい常緑ヤマボウシ（ホンコンエンシス）に植え替えました。

オープン当初から大切に育ててこられたハナミズキを失ってしまい、「またここに緑を戻したい」というお客様の想いに寄り添いながら、四季を通して楽しめる新しいシンボルツリーをご提案しました。

施工の基本情報

施工地域	大阪府松原市
作業時期	2025年10月
作業内容	枯れたハナミズキの撤去・常緑ヤマボウシ（ホンコンエンシス）の植栽
作業時間・人数	約2時間／職人2名
施工場所	CRYSTAL MAGIC 松原店 ファサード

お客様のお悩み・ご要望

店舗のオープン当初から大切に育ててこられたハナミズキが枯れてしまい、お客様はとても残念なご様子でした。

長年お店を見守ってきた木だっただけに、思い入れも深く、「この場所にまた緑を戻したい」とのご相談をいただきました。管理のしやすさも考慮しつつ、雰囲気を損なわない植え替えをご希望でした。

大阪府松原市｜常緑ヤマボウシ植栽のビフォーアフターと施工風景

枯れてしまったハナミズキを撤去し、新たに常緑ヤマボウシを植え付けるまでの現場の様子をご紹介します。伐根から土壌の整備、植え付け、支柱設置まで、すべての工程を一つひとつ丁寧に行いました。

作業中の様子

まずは現場での作業風景をご紹介。枯れたハナミズキの撤去から、新しい常緑ヤマボウシの植栽まで、各工程を丁寧に進めました。

枯れてしまったハナミズキを、チェーンブロックを使って慎重に引き上げている様子です。根が深く張っており、無理に引き抜くと周囲のコンクリートや配管を傷めるおそれがあるため、三脚を組んで上から吊り上げる方法で安全に抜根しています。

限られたスペースの中でも、確実に根を取り除くための工夫を行いました。

根が深く張っていたため、少しずつ掘り進めながら慎重に持ち上げていきました。土の中では太い根と細い根が複雑に絡んでおり、コンクリート際まで伸びていました。

強引に引き抜くと周囲を傷めてしまうため、根の張り具合を確認しながら丁寧に掘り上げています。

新しい常緑ヤマボウシを植える前に、既存の土壌を改良しました。白く見えるのはパーライトで、通気性・排水性・保肥性を高めるために使用しています。

さらに腐葉土を混ぜ合わせ、空気と水分、養分のバランスを整えました。こうした土壌改良を行うことで、根が張りやすくなり、植木が健康に育ちやすい環境をつくることができます。

ビフォーアフター

建物の直線的なデザインに対して、木のやわらかな枝ぶりが自然なアクセントとなり、全体の印象をやさしく整えています。足元の自然石も程よいボリューム感で、シンプルな外観に温かみをプラスしています。

常緑ヤマボウシの枝ぶりと建物の縦格子が調和し、落ち着いた雰囲気を演出しています。シンボルツリーがあることで空間全体に立体感が生まれ、シンプルな外観にも自然の温もりが加わりました。

提案・施工のポイント

常緑ヤマボウシは、落葉が少なく年間を通して緑を楽しめる樹種です。枯れてしまったハナミズキのやさしい印象を残しつつ、管理がしやすく、お店の外観にもよく馴染むことからご提案しました。

サイズは大きすぎず小さすぎず、建物とのバランスを考慮して選定。また、足元には自然石を配置してナチュラルな雰囲気を演出し、シンプルな外構に立体感と温かみをプラスしました。

お客様の声

バッチリです！前から植えてあった感じがして、すごく馴染んでて、1本でも華やかになりました！

植え替え後、玄関前が明るくなり、木があることでやさしい雰囲気が戻りました。

「最初からここにあったみたい」と感じていただけたのは、常緑ヤマボウシの樹形やサイズが建物と馴染むよう意識して選んだからです。新しい木が、お店の景色をさりげなく引き締めてくれています。

担当者からひとこと